026 USBデジタルオーディオプロセッサーSE-U55SXによるDAT,DVD音源のデジタルダビング(10-08-21）

　　003 エアチェックの方法で触れたDAT,DVDに録り貯めたソースのMP3化は、ア
ナログ接続による貧しい方法で行ってきましたが、オンキヨーに光デジタル入
出力を装備した優れもの：USBデジタルオーディオプロセッサーSE-U55SXを発
見し、飛びつきました。DAT、DVDの光デジタル出力から光デジタルケーブルに
よるデジタル録音が可能になりました。サンプリング周波数は44.1/48/96kHz
に対応しているため、残念ながらDATに32kHzで長時間録音したソースは従来のアナ
ログ録音になりますが、DVDに収めたすべてとDATの標準モードはデジタルで劣
化なくMP3化ができることになりました。アナログ録音に関しても、高級オー
ディオ機器に採用された高性能部品により高品位が保証されています。

　付属の統合型デジタルオーディオソフト「CarryOn Music 10」にはタイマー
機能があり、１番組の時間をセットしておけば、無駄なくデジタルダビングが
可能であり、DVDの場合、１枚にNHKベストオブクラシックが４番組入るので４
００分でセットすれば、寝ている間に１枚がMP3ファイルになって、HDプレー
ヤで翌日聴くことができます。

　MP3ファイルから番組の解説カットや楽曲の取り出しには、VISTAに対応している
Shinesoft MP3 Cutter Joinerを使用しています。W2000時代にはSuper WMA Cutt
er Joinerでした。これにはスタート、エンドタイムを１秒毎に補正する機能
があり、便利でしたが、これはVISTAでは使えず、その他機能では同等の現在の
ソフトに乗り換えました。